
地下水に含有するマンガン除去は、マンガン砂やマンガンろ材による接触酸化法が一般的に広く使われています。接触酸化法は酸化剤に次亜塩素酸ナトリウムを使用して、ろ材の触媒作用により除マンガン処理を行うものですが、処理水中に遊離塩素を0.5mg/L以上含有させる必要があります。特にアンモニア窒素を含む場合は、塩素注入率が高くなります。 しかし、次亜塩素酸ナトリウムには不純物の臭素酸、塩素酸が含まれており、この2物質は水道法の水質基準項目になっています(臭素酸0.01mg/L以下、 塩素酸0.6mg/L以下)。この薬品は、自己分解から有効塩素濃度が低下し、これに比例して塩素酸が新たに生成し、増加するので注入率が高くなると水質基準を超えることになります。これらの消毒副生成物を抑制するために、塩素を使用せずにろ材の酸化力で除マンガン処理を可能(直接酸化法)にした新ろ材を開発しました。独自の製法により、マンガン除去能力を大幅に高め、ライフを延長することができます。