急速ろ過池ではろ過速度が120〜150m/日で、損失水頭が1.5m前後になるとろ過材の洗浄を行います。洗浄方法の1つである逆流洗浄は下部圧力室から浄水をろ過池内に圧入して砂を浮上させ、砂と砂がもみ合って汚れを落とす仕組みになっており、均等係数が揃っていないと細かい砂は逆流洗浄による浮遊が大きくまた粗砂は逆に浮遊が少ないので全体的に成層化してしまいます。すると、表層だけでろ過が行われるためろ過閉塞が起こりやすくなり、運転に支障をきたしてしまいます。
このような問題を未然に防止するためには均等係数の小さいものがろ過砂に適していると考えられます。均等係数が小さいものほどろ過効果が高まり、逆流洗浄の際にも効果的にフリーボード(膨張率)が大きくなり、砂がよく混合するので砂の洗浄効果も上がります。また、有効径については、小さすぎると砂と砂の間隙が狭くなるのでろ過速度が遅くなり、粗すぎると汚泥やフロックを除去できなくなることから、急速用ろ過砂は今までの実績から0.5〜0.65mmが多く用いられているのです。 |
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緩速ろ過池では、生物ろ過膜を壊さない様にする為ろ過速度は急速ろ過池よりも遅く、最大8m/日程度なので、有効径は小さく0.30〜0.45mmのものが多く用いられています。また逆流洗浄を行わない事や細砂と粗砂が混合している方が効果的なろ層を形成する為、均等係数は2.0以下となっています。
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